カテゴリー「音楽」の128件の投稿

練習するほど…テンポがゆっくりに♪ 〜学習発表会に向けて〜

現在 3つの病院内学級に伺っていますが、3校の学習発表会が終了し、ようやく…ホッとしているところです。ある病院内学級は 毎年 全学年での音楽発表があるのですが、今年は 私の勤務日ではない日に本番がある…ということで、ピアノ伴奏は録音音源を使うことになりました。

授業で 子ども達が演奏している時に録音し、それを聴きながら 子ども達の演奏やクセに合わせて 伴奏音源を録音しました。
ところが…、本番が近くなるにつれて、伴奏音源と 子ども達の演奏が大幅にズレるようになってきたのです〜!

元々、子ども達の演奏に合わせた伴奏音源なので、途中の間奏で敢えて 速く弾いているところなどあったのですが、そこに関して 演奏が安定してきた ドラムのコが
「ここ、少し速くなってるなぁ…。」
と言い始め、

メロディーを担当していたお子さんは、最初の頃よりも上達して 全部の箇所を きちんと弾けるようになってくると、逆に…自分の演奏を主張したくなったようで、
「もう少し遅い方が良いなぁ…。」
と言い始めたのです。

また、小学1・2年の子ども達は、曲の途中は マイクを持って 3人で 順番に 歌うことになっていて、最初の頃は 皆 遠慮がちだったのですが、段々慣れてくると、自ら マイクをサッと持って歌うようになりました。更に 自分の歌うところが終わったら お隣の友達にマイクを渡す…という作業も少し時間がかかるようで、
「もっとゆっくりが良いかも!」
と言い始めました。
最初の頃は、遠慮しがちで 少し速めのテンポがちょうど良かったのですが…。

ということで…、伴奏音源の録り直しです。

録り直しとはいえ、何だか とっても嬉しい録り直しでした♪
私は いつも 録音のプロの方が当時 お勧めして下さった、TASCAMの DR-1 という録音機を使っています。こちらだと SDカードに録音できるのですが、本番まで 日が浅く、CDに焼いて下さる先生にも できるだけ御迷惑をおかけしないように…と思い、次の授業で 音源を決定できるように


1. 全体的に すごくゆっくりめ
2. 全体的に ゆっくりめ
3. 全体的に 中くらいの速さ
4. 子ども達が 気になる箇所だけゆっくりに直した速さ


という4パターンを録音しました。
私の予想では、「全体的にゆっくりめ」の伴奏が合うのでは…?と思っていましたが、試してみると…
「全体的に中くらいの速さ」
が ちょうど良い!とのことで、こちらに決定しました〜♪♪♪
セカオワさんの「RPG」を演奏したのですが、テンポが ゆっくりだと 子ども達もリズムに乗りにくいようです。
私の予想とは外れて、面白い結果に♪


今年度は、教務の先生が 学習発表会前の時間割を色々と考慮して下さり、10月に入ってから 音楽の授業は 他の学年も一緒の 合同練習ばかりにして下さいました!!
そのおかげで、どれだけ 練習を進め易かったことか〜♪♪♪

いつもは、全体練習1回と 予行練習の1回…つまり2回しか 全員一緒に練習できる時間がなかったので…。
今年度 合同練習が増えたことで、子ども達も 一緒に演奏するメンバーに慣れ、雰囲気にも慣れてきて、それぞれが 遠慮なく自己主張できるようになっていったのかな…と思います。


ピアノ教室などで教えていると、練習を重ねるほど 普通は どんどんテンポが速くなっていくものですが、今回は それぞれが演奏できるようになったからこそ、遅くなっていく…という変化が見られて、面白い変化だな…と感じました♪


また、音楽担当の先生や 学年の先生方が、毎回 交代で合同練習に参加して下さったおかげで、先生方も 音楽発表では 何をするのか、また何を必要としているのか…ということが 事前に よくわかったそうです♪ その点も良かったとのこと。
いろんな面で 御協力頂き、本番もスムーズに進んだそうで、本当にありがたいことだな…と思っています。


こちらの病院内学級も 長いこと 伺っていますが、 毎年「ここを もっとこうすれば良かったな…」とか
「この点について 他の先生方に もっと詳しく伝えておけば…あるいは お願いしておけば良かったな…」と、何かしら 反省点がありましたが、今年度は とてもスムーズに進み、その経過を振り返ってみると…、やはり 伝わっているようで 伝わっていない、あるいは 他の先生方からするとイメージしにくいことが これまで多かったのかな…?と改めて反省というか…気づくことができたのも 良かったです♪

練習開始当初は、私が本番いない日ということで、「伴奏なしでも できそうな…簡単な合奏で良いですよ!」と先生方に言われていましたが、子ども達に聞いてみたら
「学習発表会だから、それなりの曲を演奏したい!」という意見を 小さいお子さん達も皆 持っていたので、何とか いつもの雰囲気の曲を弾く方向へ持っていくことができ、良かったです〜♪♪♪
言ったからには、子ども達にとって何とか良いカタチを残したかったので、本当に良かったな…と しみじみ感じています♪

病院内学級の学習発表会も、学校によって 少しずつ違いますが、それぞれに 良いところがあるな…と思いますし、後で ビデオで観させて頂くにしても、終わった後の 子ども達の 何とも言えない満足そうな表情を見ることができるのは…、やはり嬉しいことだな…と思います♪

もちろん、当日 参加できなかったお子さんも それぞれの学校でいますが、 先生方が工夫されて、ビデオ出演するお子さんも増えています。
どんなカタチであれ、取り組んだ経験が、 そのお子さんにとって、そしてまた その御家族にとって、一歩前へ進むきっかけに 繋がっていったら…嬉しいな…と思います♪

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カフェでピアノ演奏 ③♪

またしても、前回の記事の続きです。
カフェのクリスマスディナーで演奏することになり、3日目突入!
いよいよ最終日です!!

この日は、午前中に病院内学級での仕事がありました。
そのため…初日や2日目のように、自宅で練習することができませんでした。
これは…ちょっと不安。

でも…病院内学級で 高校生の授業をして、一緒に歌っていたら…、何だか…とっても温かい気持ちになり、子ども達は これだけ辛い中 がんばってるのだから、演奏する機会を頂いて ヘコタレていてはダメだな!!!と強く思い、授業後 すぐにカフェへ向かいました。
子ども達からもらうパワーって、やはり 何にも代え難いものです♪♪♪

バスで行ける距離で ドレスは置きっ放しにさせて頂いているので、楽な格好で向かいました。

到着すると、すぐに練習〜!!!
ひと通り 弾いたら、時間になってしまいましたが、後で 考えると この日が一番 伸びやかに弾けて、体力も残っていました。
そのおかげで、最後の曲も 完璧ではないものの、まぁまぁ…という感じで弾くことができ、やはり…この2日間、練習し過ぎだったことを痛感〜〜〜!!!
今更 気づいても…という感じですが…。
こういうことは、身にしみて感じないと、なかなか…実感できない自分に対して またしても反省…。

よく考えてみると、クラシックをあれだけ弾いたら、疲れるのは 私の場合…当たり前なのです…。
これまで 映画音楽などを長時間弾いたことはありましたが、クラシックを数曲 弾いた時の 体力の消耗度とは大きく違うので…。

音大在学中、ピアノの門下生同士で、ショパンのノクターンや ワルツの全曲を 一人 2曲ずつ担当して、おさらい会をしたこともありましたが、その時も 2曲…。
音大受験の時も、入学後の学年末にある 副科試験でも、いつも2曲でした〜!
ということは…、数多くのクラシック曲を しかも それなりに疲れる難易度の曲を 一気に人前で弾いたことはなかったのです〜!!!
そのことを すっかり忘れて、練習すれば大丈夫!と思い込んでいたのが大間違いでした〜!!!

ですので、一番初めに、クラシック曲と クリスマスソングや映画音楽などを混ぜて 、前半も後半も演奏したいな…と 自ら考えたのは正解だったのです〜。
プログラムの組み方は、とても大切…と聞いたことがありましたが、確かに…と実感。
終わってから、そのことに気がつき、やはり…自分の力をよく知った上で、自分の主張を貫き通すことの大切さを ものすごく…感じました。
オーナーさんの御提案で、後半 全てクラシック曲にしたので。
結局のところ、自分のことを よくわかっている方々が、本番でも 良いものを発揮されているのかな…と思ったり…?

クラシック曲の練習開始時は、難曲は 久しぶりで 大変〜!!!と思い、これからは 毎日のように 練習を続けよう!!と思ったものの…
やはり、そうした機会がないと なかなか、その時のような練習には戻れず…、またしても反省…。

人前で弾く機会を作らないと 練習しない!!と危機感を感じ、カフェでの仕事を引き受けたのですが…。
でも、音楽を教えるにしても、音楽療法に関わるにしても、音楽的な テクニックは、常に磨いていないと いけないな…と以前から思っていたので、もっと自分に厳しく、更に…努力していていかないと!!と思っています。

最終日の演奏は…というと、アンコールで 一番 得意な曲を披露。
難曲も それなりに 弾き、これで 今日は 大きな問題なく終わることができるかな…と思い、最後の辺りで ちょっと感情込め過ぎな感じで弾き始めたら、大事なところで…一音 外しました〜〜〜!!!
いろんな音が鳴っているので、お客様は わからなかったかもしれませんが…?、オーナーさんが チラリとらこちらをみていて…
落ち込みました〜〜。
でも、まぁまぁの出来で、何とか…終えることができました。
が…、やっぱり 最後の最後まで、自信のある曲も 気を抜いてはいけない…というのを…身にしみて感じました〜。

3日間、演奏をしてみて思ったのは…
プロの方々は、相当 体力があるのだろうな…ということ。
もちろん、私などとは 全然レベルが違うため、消耗度も違うのは歴然とはしていますが、それにしても…、どんなところであっても お客様を前にしたら、それなりに 体力を消耗すると思うので…。
色々と勉強になりました!

演奏の仕事を終えた当時は、カフェでの演奏について blogに書く気には 到底なれませんでしたが、数年経って ようやく書く気になりました。
人間が回復するには、時間の経過というのも 大切なのだな…と改めて実感する 今日この頃。
明日からも、更にがんばっていきたいな…と思います♪

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カフェでピアノ演奏 ②♪ 〜自分の主張は貫いた方が良い〜

前の記事の続きです♪

カフェでのピアノ演奏の仕事(3日間 連続)を引き受けて、第1日目の 後半が始まりました〜。

前半は「良かったわ!」などとオーナーさんに言われて、急遽 「後半の最初に 挨拶入れますか?しゃべると緊張する?」と聞かれました。
こういうところで 演奏するのは 初めてのことなので、緊張するのか よくわからず…?? 演奏だけに集中したいな…と思いつつ、「たぶん平気です…」と答えてしまい、急遽 挨拶を入れることに…。

普段、病院内学級で教えていることなども盛り込みながら 話したのですが、前半は ほぼ目に入っていなかったお客さんが ドド〜っと目に入ってきて…
変な緊張をし始めてしまったのです〜〜〜!!!

その緊張がとけないまま、後半の演奏へ!

いきなり、1曲目から 滑ってしまい…、弾きながら 落ち込みました…。
選曲した時に、そんなに難しくない曲だけれど、少し滑ってしまうかな…?と、チョコっと思ったのですが…、自分のわるい予感が的中〜〜〜。
凹みまくり…。
気になることがあったら、やめた方が良いと悟りました…。
挨拶のことも然りですが、自分の主張は きちんと貫くべきなのですね…。

最後の 締めのノクターンは、練習疲れか…? 最後のあたりで、ちょっと手が滑り…
自分としては納得できない演奏で終了…。

更に…予定していなかったのが いけないのですが、アンコールがきて…急遽、あまり 自信がないかも…?という曲を弾くと…
音を外し…、また外し……

もう、本当に落ち込みました〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
帰り道は、次の日も演奏しなくてはいけないことが、苦痛で苦痛で…
このお仕事、引き受けなければ良かった…とか…
反省しまくりの暗い帰り道でした…。

そして…次の日 オーナーさんにお会いするのも 気が引けるくらいの気持ちでしたが、何とか到着。
リハーサルをしていると…、練習し過ぎで 後半疲れてしまう…とオーナーさんが思われたようで、「練習は軽めで良いですよ!」と声をかけて下さいました。
確かに…今思うと…その通りなのです!!

が…、自信喪失したばかりなので、とにかく そういう時は練習したくなるもので〜〜〜。
またしても、練習し過ぎの リハーサルとなり、本番を迎えました。

昨日の失敗があったので、挨拶はなし!
とにかく、演奏に集中するよう心がけました。

前半は何とかおわり、ちょっと客席を見ると…
昨日より、客層が 落ち着いて、心地よい雰囲気かな…?と少し思いました。

休憩中に 家族などから 応援メールをもらって、いざ後半へ!

やはり、最後の曲は、少しだけ疲れが出てしまったのですが、昨日よりは ずっとマシかな…という感じで終わりました。そして 次はアンコール…となったとき、
なんと…!!!

私のプロフィールをみて、「せっかく声楽科御出身なら、お歌も聴きたいわ!」とおっしゃる方々が数名いらして、アンコールで歌うことになったのです〜♪♪♪

これはこれは…本当にありがたい リクエストでした〜♪♪♪♪♪
音大の時は、あれだけ 歌に向いていない…と思い、歌うのがいやになっていた程なのですが、この日は本当に歌えて嬉しい〜!!!と思いました♪♪♪

「アヴェ・マリア」を歌い、2日目は終了♪
昨日の夜は、ず〜〜〜っと暗かったのですが、この日は 反省点は多々あるものの、帰り際に 歌声のことでお声かけも頂き、嬉しいこともあった日となりました。
天と地の差でした〜〜〜。
そして、3日目へ!
この続きは、また改めて書きます♪

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カフェでピアノ演奏しました♪

数年前の話になりますが、カフェでピアノ演奏のお仕事をさせて頂きました。
ある日、ランチを食べに行ってみたら、とっても素敵な空間と 素敵なピアノがおいてあったので、会計の際に 「演奏される方とか いらっしゃるのですか…?」と聞いてみたのです。

そしたら…「ピアノを弾かれるのですか?」と逆に聞かれて、色々と話していたら トントン拍子で話が進み、なんと…クリスマス・ディナーで演奏することになりました♪
取り急ぎ、演奏音源を送ると、即OKということに!

初めてのことで、ワクワクしながら 準備し、演奏時間は 30分が 2回ということで、色々とプログラムを考えました。

後日、「実際に ピアノを弾いてみた方が良いですよね?」とオーナーさんから 御連絡頂き、ルンルン気分で カフェに向かい 弾かせて頂きました。
思った以上に素敵な響きで、すごく気持ちの良い空間だな…と思いました♪♪♪
「Boston」というピアノです♪

ショパンのノクターンなど 弾いたら、「こんな曲も弾けるかしら?」とオーナーさんに、ものすご〜〜〜く難しい曲の楽譜を渡されました。
弾いたこともなく、ピアノ科の方でも 苦労するかな…?と思われる難しい曲だったので、とても…とても焦りました〜〜〜!!!
一応、楽譜をお借りしてみたものの、やはり難しい…。
あと1ヶ月ちょっとしかないのに、これは危険過ぎる…!!と思い、その曲は弾かないことにしました。
が…、その曲をリクエストするということは、オーナーさんも かなりピアノを弾けるということ、そして…それなりのレベルを提供しないといけないのかな…と、焦りまくり、クリスマスソングも、やたらと難しいアレンジの楽譜を探しまくりました〜〜〜!!!
ピアノ教室でも楽譜を借りまくって、コピーしまくって…
コンビニのコピー機でコピーしながら 眠りそうになるほど、コピーしました…。
で…、最終的に 決めたのは、前半8〜10曲、後半7〜8曲。

前半は、オーナーさんに言われて、映画音楽や クリスマスソングの アレンジversionなどを弾くことになりました。自分としては 映画音楽などの方が弾き慣れているので、クラシックと混ぜながら…というプログラムにしたかったのですが、言えませんでした〜。
前半は、「戦メリ」も入れましたし、「もみの木」は かなり凝ったアレンジのものにし、更に自分でアレンジを加えて 華やかに聞こえるように工夫しました。
で…、第二部のクラシック…。
こちらの練習が大変でした…。
何しろ… 音大を卒業してから ソロで弾く機会はなかったですし、ここのところ ピアノ教室での先生による連弾ピアノ発表もなく、ものすごく練習する機会…というのが減っていたので…。
更に、オーナーさんが それなりに弾ける方だな…と思い、予定を変更して、ショパンのノクターン Op.48-1 (全音のノクターン集でいうと、13番)を弾くことにしたのです。
それが…久しぶりなので、弾き終わると、どっと疲れが出る曲で…
とはいえ、お気に入りの曲でもあったので、必死に練習しました〜〜〜!!!

クラシックを久しぶりに真剣に複数曲 練習して思ったこと…
それは…、「やっぱり クラシック曲ってすごい!!!」
ということでした。
何というか…弾けば弾くほど、作曲家の真剣な思いが伝わってくるのです。
寒い季節なので、夜は すぐに眠りたくなりますが、ピアノにヘッドフォンをつけて、夜中も練習を続けました〜。
絶対に風邪もひいてはいけないな!と思い、暖房もガンガンつけて 練習しました〜。

そして、当日♪
ドキドキしながら向かい、到着後 ドレスに着替えて 控え室で夕食を頂きました。
カフェの方々が 夕食を御用意下さるのですが、演奏前に頂くことにしたのです。
本当は…演奏後が良いな…と思い、そうすることも可能でしたが、片付けなど大変なのでは…?と思い、演奏前に出して頂くことにしました。演奏前は 緊張で そんなに食べたくないと思いつつも…やはり とっても美味しかったです♪♪♪
演奏は、3日間ありましたが、全て違うメニューでした〜♪♪♪

いよいよ クリスマス・ディナーが始まり、30分ほど経った頃、階段を降りて サッとサロンに入り、弾き始めました。
お客さんを見ることなく、ピアノだけを見つめて、できるだけ…練習通りに弾けば…と思いながら自分の世界だけに 集中して 弾くように努めました。
100%の力は出せませんでしたが、病院内学級で出会ったお子さんや保護者のこと、などなど…、色々な人を思い浮かべながら、逃げたくなる思いをおさえ…、緊張をおさえ…何とか弾き続けました。

演奏が終わり 何も言わずに、スっと控え室へ向かうと…、オーナーさんが 駆け寄ってきて
「とても良かったわ〜!!泣いている方もいらしたのよ!」と 興奮気味に教えて下さいました。

チョコっと ミスがありましたが、それを聞いて…「わぁ〜!!!」と思い、とてもとても 嬉しかったです♪♪♪♪♪
が…第二部の演奏前に、急遽 私の挨拶を入れることとなり…、そこから 緊張と失敗の連続となりました〜〜〜。
落ち込みまくった この続きは、また…改めて書きます……。

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最後の授業 〜小学生の女のコと〜

病院内学級で出会った小学生の女のコは、耳コピが得意で、ピアノを習ったことはないけれど、楽譜を読むのが早く、いろんな曲をスイスイ弾くことのできるお子さんでした。

呼吸が苦しくなっている ターミナルのお子さんがいる時は、そのコが咳き込んだりすると 息を吸うのを待ってから 話しかけたり、息苦しそうな友達に、敢えて「大丈夫?」と聞かずに、見守りながら じっと待っていたりするような…さりげなく まわりを気遣うことのできる素敵なお子さんです。

そのお子さんも、長い間 闘病生活を続けていたのですが、とうとう… これ以上 できる治療はないとのことで、地元の病院へ戻ることになりました…。

本人は 自分の体の状況は知らずに 転院となり、遠い遠い地元へ帰ることができるということで、喜んでいたようです。

ちょうど 私が伺っている日が、こちらの病院内学級における最後の授業日となりました。

その日は、歌が好きな女のコと2人だけの授業となり、お友達が歌いたいという曲に合わせて いろんな曲を弾いてくれました。

途中で、歌が好きなお子さんが検査で呼ばれたので、1人の授業となり、そのお子さん自身が これまでに弾いた曲、歌った曲を 披露してくれました。
たくさん冗談を言いながら、無邪気に笑いながら演奏する姿は、とっても とっても輝いてみえました。

その様子を、担任の先生が録画されていて、放課後 そのお子さんの御両親と一緒に 大きなスクリーンで私も観させて頂きました。

しばらくすると…
御父様が 鼻をすすりながら 涙を流され、
御母様も目をおさえながら 涙を流され
担任の先生も私も…みんな泣いてしまいました。

小さい時から、ずっとがんばってきて
辛い治療にも耐えてきて
本当に…御両親は 何ともいえない お気持ちでご覧になられていたことと思います。

でも、最後の最後に
本人が 伸び伸びと楽しそうに演奏する姿を 御両親にお見せすることができたのは…良かったです。

2ヶ月程前から、痛みが激しく、授業の途中で病室へ戻ったり、参加できない…という日々が続いていたので。

最後の授業は…
やはり辛いものですが

授業の途中で 痛みが激しく 病室に戻ることになっても、
痛みで 机に顔を埋めることがあっても
いつも顔を出してがんばってくれていた…
そんな素敵なお子さんに出会えたことに
心から感謝したいと思います。

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「どうぶつの森」が好きなお子さん♪

以前、病院内学級で出会った小学高学年のお子さんは、いつも まわりの子ども達に合わせるようなお子さんでした。

他の子ども達が 色々と曲のリクエストを出している時も、「僕は何でも良いです!」と感じ良くこたえるような、そんなお子さんです。

ある日のこと、そのお子さんと、1対1の授業の日がありました。
その時、いろんなお話をしてみると、ゲームの「どうぶつの森」にはまっていることがわかりました!
ちょうど、どうぶつの森のテーマ曲がたくさん載っている楽譜を購入したばかりだったので、弾いてみると… 喜ぶ喜ぶ!!

子どもらしく無邪気にはしゃいでいる様子を見て、嬉しくもあり、何だか…安心しました。
入院という 辛い状況の中で、素直に感情を表現することは、とても大切だと思うからです。
そのゲームで使用されている曲は、実際に 土曜日にしか聴けない曲や 午前2時にしか流れない曲などもあるそうで、そういうのも面白いな…と感じました。

授業終了後、そのお子さんが「無理かもしれないけど…弾いてみたいな…」と言うので、簡単にした楽譜をその場で 渡すと早速 練習にとりかかっていました。
病棟に戻ると、 御母様の前でも 嬉しそうに説明していて、その表情が…とっても素敵だったのが印象に残っています。

その後、治療をがんばって 退院し、それから一年ほど経った頃でしょうか…。
再発したため、 再入院となりました…。

再発しただけでも本当に辛いと思うのですが、なんと…主治医の先生が、病院の都合で 急遽 違う病院(それがまた…遠いのです…。)へ転勤となり、そのお子さんも 他の数名のお友達と一緒に転院することになりました。
大事な治療のこの時期に どうして こんなことがあるのだろう…と、いつもは明るく気丈な保護者が 泣きじゃくる姿も見られました。
どれだけ 子ども達と 御家族が 悩み、どれだけ…辛い思いをされたことか…。

転院先には、病院内学級もなければ、ちょっとしたお話をし易い 談話室もなく…、保護者も子ども達も、本当に本当に困り果てていました。
学校があるというのは、こんなにも差があるものなのだな…と、改めて感じました。
いかなるときも、病院サイドは、患者さんを第一に考えて 動いてほしいな…と、心の底から感じました。

その病院は、病室の入口にある名前プレートに 患者さんの主治医の名前が記入されているため、廊下を普通に歩いていても、誰が入院しているのか わからないようになっていました。個人情報のことがあるとはいえ、これは本当にわかりにくく、子ども同士の関わりを減らしてしまうスタイルだな…と感じました。更に、元々 大人ばかりの病棟で、子どもが入院するのは、久しぶりとのこと。ササ〜っと病室内に伺うのも躊躇してしまうような雰囲気の病院でした。
そんな中でも 看護師さん達は 精一杯 患者さんと保護者に寄り添って下さっていたそうで、不安を抱える病気の子ども達と御家族にとって、本当に…大きな大きな存在だったことと思います。

それから しばらくの間は、病院内学級の先生方と、放課後になると 急いで その病院へ移動し、時々お見舞いに行っていました。病棟に入ると 看護師さん達が和かに迎えて下さったのも 何だか…嬉しかったです。たったそれだけでも…、心がほっこりするものだな…と 改めて感じました。

とはいえ、やはり…病院の環境をすぐに変えられる訳ではなく、本人や御家族にとっては 困ってしまうようなことも 色々とあったようです。

ただ嬉しいことに…、それからしばらくして、この病院では 初!となる ミニライブを 子ども達が開催することとなりました!
師長さんが、いろんなところに 掛け合って下さり、場所と時間を確保して下さったそうです!!
お会いしてみると…、温かみに溢れた、とっても素敵な師長さんでした。
ミニライブ当日は、目一杯 がんばっている子ども達や御家族の方々、そして それを見守る温かい病棟スタッフの皆さんから、たくさん たくさんパワーを頂いた日となり、辛いことが続いていた 保護者の皆様の目にも、たくさんの涙が浮かんでいました。

「どうぶつの森」が好きなお子さんも観にきていて、一番前の席で聴いていました。最初は 心なしか…少しさびしそうな表情に見えたのが 気になりましたが、演奏している 先輩達に あったか〜い言葉をかけられて、とても…とても嬉しそうでした。
入院中や闘病中の つながり…というのは、本当に大切なのだな…と思います。

どんな小児病院にも、どんな小児病棟にも
当たり前のように、学校があり、
病気の子ども達やその御家族を支える環境が 当たり前のように整っている、
そんな場が どんどん増えていったら良いな…と心から願っています♪

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電車の発車メロディが好きなお子さん♪

以前、病院内学級に在籍していた 小学5年生のお子さんは、電車の発車メロディが とてもお気に入りでした。

整形外科に入院している、準ずる課程のお子さんです。
電車が好きな方は たくさんいると思いますが、このお子さんは 時刻表が好き…とのことでした。

ある日のこと、授業が始まるので 教室に入ると、車イスに座ったまま、そのお子さんが ホワイトボードに たくさんの駅名を書いていました。
よく覚えているな…と感心しました!

毎週 違う路線の駅名を書いていて、見ているだけで とても面白かったです♪
そのお子さんが 授業に参加し始めた最初の頃は、電子ドラムなど いろんな楽器を練習していましたが、授業の参加者が そのお子さん1人だけ…という日に、発車メロディを聴かせると、「おぉ〜!」と言って、大喜び♪

「じゃ、弾いてみる?」
と言って、紙に カタカナで ドレミを書いて渡すと、すぐに練習し始めました。

ず〜っと前は、まだ 発車メロディの楽譜が出ていなかったので、よく頼まれて 耳コピしましたが、今は JR東日本などの 発車メロディが載っている楽譜 ( 「鉄のバイエル」 ) などが出ています。
少し シャープなどが多いものは、本人が弾きやすい調に 転調して 楽譜を作ると、スイスイ弾けるようになっていきました。


「外泊のときに、お母さんと おばあちゃんに 聴かせるんだぁ!」と、張り切っていました。


数曲 弾けるようになったあたりで…、教科書に載っている 「威風堂々」を 試しに弾いてもらいました。
前は、「難しくて無理…」と本人が言っていた曲です。

すると…、すぐに弾けるようになり、本人も びっくりしていました!
そのお子さんが練習した発車メロディの曲の中には、曲の途中で音がとんで、 指を 遠くまで動かさなくてはいけない曲もあったり、少し速めのテンポの曲もあったので、いつの間にか 上達して、簡単に感じたようです♪

発車メロディや流行の曲なども、曲によって、とても リズムが難しかったりしますが、太鼓の達人などのおかげなのか…? 以前よりも リズム感の良いお子さんが増えているな…と感じています。

そのお子さんは、ある時は、リハビリがあって、残り10分しか授業に参加できない…というような時も、駆けつけて よく練習していました。

初めて 授業を受けた頃は、まわりの 子どもたちが 観るような アニメなど、そんなに 観ていないこともあってなのか…?、自分の好みなどについて 遠慮して 言わないようにしていた気がするのですが、次第に 「僕は これが好き」というように、自分の意見や考えを まわりに はっきりと 伝えられるように変化していったのも…、何だか嬉しかったな…と感じました♪

ちょっとしたことが きっかけで、自分の意見などを 言わなくなっていくお子さんもいるかと思いますが、入院中や闘病中であっても、「そのままの自分」で良いのだな…と、子ども達が 自然と思えるような環境作りを、これからも 心がけていきたいと思います♪


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退院したお子さんが合唱部に♪

以前、病院内学級の中学部に在籍していたお子さんが、外来にきて、久しぶりに会うことができました!
今は、もう高校生です。
野球少年で、入院している当時は、野球アニメの「メジャー」(この時点で随分前に流行ったアニメだったかな…と思いましたが) に はまっていて、そのテーマ曲「心絵」が大好き…とのことで、キーボードの練習を始めました。

ピアノは習ったことがないとのことでしたので、最初は 1本指から…好きなように弾いてもらいました。病室で 何度も何度も 聴いていたようで、みるみるうちに 上達していきました。

かなり弾けてきたかな…という辺りで、「指使いも 少し意識すると、テンポ通りに弾いた時に 弾きやすくなるし、見た目も カッコ良いかも!」と伝えると、すぐに挑戦していました。

指使いのことを 伝えるタイミングは、難しいな…と思うのですが、まずは弾きたい!という気持ちが強いと思うので、最初は 自由に弾いてもらうことが 多いです。
小学生の教科書にも、指使いのことは 載っていますし、ピアノ教室であれば 当然 すぐに伝えるのですが、入院中のお子さんと接するときは、指使いについて 細かく言われるのは、(特に ピアノを習ったことがないお子さんにとっては) 少し…苦痛というか…ストレスになるだろうな…と思うので…。
まずは 思うままに弾いてほしいな…と 思い、最初は 1本指でも 何でもOK!という雰囲気で接しています。

ある程度 できてくると、指使いのことも含めて 少し難しいことにも挑戦しようかな…という 意欲が湧いてくる子どもが多いです。
当然のことかもしれませんが…、こうしたことを踏まえた上で、上手くタイミングを見計らって 次のことを提示することは…、本当に大切だな…と思うのです。

難しすぎるものを提示された時に、「ちょっと難しいから、違うのにする!」とか「もう少し簡単なものがいい!」などと すぐに自分で判断できるお子さんは良いのですが、難しいと思った瞬間に 「じゃ、やらない」となるお子さんや、そのまま 無理に がんばってしまうことによって、弾くこと自体が 苦痛になってしまう可能性のある お子さんもいると思うので…。

そのお子さんは、指使いも ある程度 気をつけながら、退院前に 最後まで弾けるようになりました!
本人も満足そうで、進んで 自分の演奏の録音などもしていました。

毎回 音楽の授業を楽しみにしてくれていて、キーボード練習に つられるかのように、歌も 恥ずかしがらずに 大きな声で 歌っていたな…と思います。

少人数の病院内学級で授業をしていると、自分の声が 全て聞こえてしまう…と思い、最初は あまり歌いたがらないお子さんも よく見かけますが、この時に 中高等部に在籍していたのは 男子ばかりだったものの、みんな よく歌っていました。

とはいえ…、そのキーボード練習をしていたお子さんが、まさか…高校生になって 合唱部に入るとは…、本当に びっくりです!!!

外来で会った時に、今 高校で 練習中の セカオワの「RPG」などを聞かせてくれました。

おそらく…退院できたものの、やはり 運動系の部活は難しいかな…という思いもあったと思うのですが、それにしても 合唱部とは…♪♪♪

とても楽しそうに 部活動のことも話してくれて、それが とても嬉しかったです!!
歌には…、いろんな力があるのかな…と改めて思った日となりました♪

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高校生とハモってみました♪

ある病院内学級に在籍していた、高校生の女のコは、いろんな活動をしていたこともあり、とにかく…ポップスの歌が上手なお子さんでした♪♪

クラシックとは また違う発声や 言い回しだな…と思う点が多々あるのですが、本当に素敵な歌声なのです♪
ギターが上手な 同じ高校生達とも 一緒になって、よくプレイルームで練習していたようでした。

その頃は グースハウス (YouTubeに 主にカバー曲の ハモり演奏をUPされているグループ)に 子ども達が はまっていて、 同じハモりをしてほしいなぁ〜と言われました。

YouTubeで聴いてみると…、素敵なアレンジのハモり曲が たくさんありました。早速 楽譜を購入しよう!と思ったのですが…、グースハウスさん達は 独自のハモりをされているため、楽譜が出ていなかったのです…。

そこで…和声的にみて、おおよそ こんな感じかな…というノリで、次の週に 病院内学級へ行ってみると…

子ども達のレベルが かなり高く、完コピを 目指していることがわかりました〜〜!!!
(焦りました〜〜〜!!)


これまで、楽譜の出ていない曲のメロディーを 耳コピしたことは何度もありましたが、ハモりを 完全にコピーするのは初めてのことで、しかも 結構レベルの高い内容だったので、もう必死でした〜〜〜。

で…、何とか 完コピし、更に 次の週に 子ども達と練習してみると…
ものすごく喜んでくれました♪♪♪

やったぁ〜!!!という感じです♪♪

ハモりが こんなにも 面白いものなのだな…ということを 子ども達に 改めて 教えてもらいました♪♪♪
子ども達の声が より目立つように、より素敵に聞こえるように ハモりを工夫すること…、それもまた とても楽しいものです。

こちらの 病院内学級には、高校生が多く 在籍していて、小学生は 1年〜6年まで一緒に授業を…と頼まれたりするため、最初に伺った頃は 慣れないこともチョコチョコありましたが、どんな場においても 必ず何かしらの方法が あるものだな…と思うので、更にがんばっていきたい!と思います♪

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病院内でのバンド活動♪

私が伺っている ある病院内学級では、週に1回 バンドの部活動が放課後にあります。

私はクラシックの声楽科出身ということもあり…、ドラムや ギターなどは、専門的に 習ったことはないのですが…、プロのバンドマンや そのお友達が お手伝いにいらして下さることもあり、勉強になりますし、とっても楽しいです♪♪

ギターは、試してみると…最初 かなり手が痛くなるので、私は毎年 少〜し試して、すぐに ひゃひゃ〜!となってしまうのですが、中高生の 子ども達は 本当〜〜〜に よくがんばっています。
ギターを始めて 数か月の中学生は、すっかり はまっていて、 新しいギターを購入していました!
購入する際にも、ボランティアでいらしている方が、そのお子さんにあったものを 選んで下さるので、本当に…ありがたいです♪♪♪

こちらの病院内学級には、寄付によって、素敵なギターやエレキ、ベース、電子ドラム、音響機材などなど…、部屋は小さいのに、いろんなものがあって…、初めて 訪れた時には 本当に感激しました!
辛い現実と 向き合わなければならない 病気の子ども達にとって、バンド活動が 大きな心の支えとなっている部分も大きいのだろうな…と、いつも感じています。

初めて こちらで教え始めた頃は、他の先生の御意見もあり、音楽の授業との兼ね合いが 難しい面もあるかな…と感じたこともありましたが、部活のバンドの曲であれ、今 流行の曲であれ、教科書の曲であれ…
その子にとって、心をつかむ曲であれるならば、どんな教材を使用しても 良いのではないかな…と、今は思っています。
進めるにあたって、一番 大切なのは、その子どもの心の状態がどうか…だと思うので。
もちろん、いろんなケースがあるとは思いますが、軸となる部分がブレることなく、 できる限り 最善を尽くしていきたいな…いつも思っています♪

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