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ソーシャルワーカー 西田先生のお話を聞いて♪

以前、ある病院のソーシャルワーカーをされている 西田 知佳子先生のお話を伺いました。

題目は、「福祉の立場から見た教育との連携」です。

西田先生がお話を始めると 活気が出てきて 会場にも笑いが・・・。

とてもパワフルな先生でした♪

小児のソーシャルワーカーというのは、小児科医の期待が大きいにも関わらず 非常に少ないとか・・・。

診療報酬がつかない所があったり、保護者・医師・看護士の方々との関係も色々と出てくるため、つまりは・・・大変だから!らしいです。小児血液専門の病棟では1割に満たないとおっしゃっていました。

西田先生のいらっしゃる病院は、前籍校との連携も、ソーシャルワーカーがなさって下さいます。ここには、特別支援学校の訪問学級がありますが、本当に蜜な関係だということです。

他の記事にも書きましたが、ここの病院は「金曜会」といって、毎週カンファレンスを行います。

参加者は、医療スタッフの他 訪問学級の先生も含まれているのですが、これは本当に素晴らしいですよね~♪ 他の院内学級などでも カンファレンスは行われますが、さすがに毎週というのは難しいことが多いはずです。

このカンファレンスに関して、西田先生は 「もっと教育現場の方々に 意見を言ってほしい!」 と 何度も強調されていました。

医療現場では 普通と思われている考え方だとしても、 一般的な視点からみると・・・・・「えっ?」と思うことも多いはずだから! とのことです。

雰囲気的に、医療スタッフの方々が「こうですよね!」とおっしゃると、なかなか意見を言いにくいことも多いらしく、西田先生は大変もどかしく思われるのだとか。

様子を拝見したことがないので、よくわかりませんが、場違いな意見を言っても困ってしまうでしょうし、確かに 言いにくい・・・というのは分かるような気がします。

もしかすると、意見を言う というよりは、どんどん質問できるような雰囲気があれば また変わってくるような気もしますが・・・。どちらにしても、こういう場が毎週あるというのは 本当に良いなぁ・・・と思います。色々な情報を得ることがアセスメントとなり、どうすれば 子ども達や御家族がより良く過ごすことができるのか、共に考えることができるのですから!

こちらの病院では ターミナル期を迎えるお子さんも少なくないとのこと、学校が嫌いだったお子さんが、「最期はここの訪問学級で過ごしたいな・・・」と言っていたことなども、 御紹介なさっていました。

また、前籍校に対する思いとしては、「退院して戻る時など そのお子さんに対して 特別扱いをしないでほしい、けれど 配慮はしてほしい・・・。」とおっしゃっていました。 まさにおっしゃる通りだなと思います。

前籍校の担任の先生や校長先生、クラスの雰囲気によって、この辺りの配慮には大きな差が出てきてしまうというのが、残念ながら・・・今の現状です。普通小・中学校の先生方に もっと病弱児のことについて知ってもらうことが 大きな課題であるとおっしゃっていました。

最後に 西田先生から、ターミナル期のお子さんと関わる特別支援学校の先生方に一言

「燃え尽きないために・・・・・、お腹がすいたと感じなくなったら 危ないと思って下さい!」とのことです。 これも確かに大事なことですよね!

とってもお優しい先生でした♪

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病気のこどもたちと」カテゴリの記事

コメント

音と風さん、お元気でご活躍のようですね!
わたしも元気をもらっています。

私たち教育現場でも、もっと医療と連携したい、もっと子どもの様子を伝えたいと思っています。
特に複数の投薬を受けていて、学校での様子が以前とずいぶん変わってしまったお子さんなどと出会うと、きちんとした薬物評価を学校・家庭・医療がしなければならないと思います。

それぞれの現場で連携を強化できるようにしていきたいものですね。

投稿: BOGEY | 2009.04.04 11時33分

club BOGEY 様


ハイ!元気です♪

コメントありがとうございました!
とっても嬉しかったです♪

そうですね。
連携が強化できたら本当に良いなぁ・・・と思います。

ステロイドなどを服用したお子さんは、色々な副作用もあるので 薬物評価をして、学校・家庭・医療で共通の認識を持てば、子ども達も安心して過ごすことができるのかな・・・と思います。
どんどん そういう事に対する認識が高まっていくと良いですね♪

ところで・・・

‘以前とずいぶん様子が・・・’という所を読んで、あるお子さんのことを思い出しました。

何年も前の話ですが、悪性リンパ腫で 病気の説明も受け 前向きに高校進学を目指していた明るい中学生のことです。

ベッドサイド授業がなくなり、しばらくしてから、たまたま売店に来ていたそのお子さんと会うことができました。一見わからない程 変化があり、あれほど明るかったお子さんが あまり人に会いたくない様子でした。

その後 授業もなく少し経ったある日のこと、
そのお子さんが亡くなったと知らされました。

葬儀の帰り道、ポタポタ・・・ポタポタ・・と、とめどなく涙が溢れてきたのを覚えています。

その頃は 院内学級にきたばかりで、あまり詳しいことを聞いてはいけないのかなぁ・・・と思い、授業以外は あまり病棟にいくことがありませんでした。

会いたくなさそうだったとはいえ、
やっぱり人に会いたかったのではないかなぁ・・・、何よりも私が会いたかったな・・・という思いが募り、何ともいえない気持ちでいっぱいでした。


昨年、ある院内学級の曲を作ったのですが、その中に

「そのままのきみでいいんだから」(1番)
「かざらないきみでいいんだから」(2番)

という歌詞を入れました。

あ!歌詞は、卒業生と一緒に作ったということで、作詞は卒業生になっていますが、
重度のお子さんや、亡くなったお子さんへの思いも伝わったらいいなぁと思っています。

御家族も きっと・・・
色々な 言葉にならない思いをかかえていると思うので。

あ~!!長くなってしまいました~。

今年度も ガンバリマス♪

投稿: 音と風 | 2009.04.04 14時30分


「そのままのきみでいいんだから」
とても素敵なフレーズですね。
すべてのお子さんに、そういってあげたいですね。

あとね、思ったんだけど・・・
「大切な人は増えはするけど、減りはしない。」って
子どもたちがもし、
とても遠くに行ったとしても、
いつまでも、あなたの宝物だって・・・

私にも
とても遠くに行った教え子が何人かいます
順番が逆なのは切なすぎるけど
ずっとずっと私の大切な人です。

投稿: BOGEY | 2009.04.04 20時43分

club BOGEY 様


素敵なコメントありがとうございました♪
そうですね!
すべての子ども達に伝わったら良いなぁ・・・と思います♪

それから・・・
「大切な人は減りはしない・・・」という御言葉
ありがとうございました!!

本当に
そうだな・・・って思います♪

投稿: 音と風 | 2009.04.04 23時24分

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